2012-05-10 Thu 22:46 | 美術建築 |
根津美術館にいってきた。
光琳ふたつの杜若。
国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」
展示室に入った最初は「八橋図」のが好みかなーと感じたんだけど、
時間が経つうちに「燕子花図」のがずしんとわたしに入ってくるようになった。
「八橋図」の杜若はすっきりと洗練され軽やかだ。
明るい花色、葉のすらり伸びやかさ、適度なすき間、橋の配置に見る高度なデザイン性。
それが第一印象でこちらが気に入った理由だろう。
「次いつ来日するかもわからない、本日の記憶メインは八橋図!」のつもりでいた。
ところが見れば見るほど「八橋図」に持たせるはずの思い入れが弱まっていくのだ。
巧く出来すぎてて、脳内が"ありふれたもの"へと判断していったのかなあ、と思う。
「燕子花図」の杜若はどっしりと存在感がある。
みっしり濃密な群生、少しの漏れも許さないと言わんばかりに顔料を塗り重ねられた杜若。
逞しさ、ゆるぎない強さ、それでいて植物だから柔らかさも持っている。
ちょっと不器用だけれどまっすぐで静かに真摯。
こんな雰囲気、わたしも内に持っていたい。
そう思わせたのは「燕子花図」の杜若のほうだった。
「勢い」てこういうことか、と思う。
得る代わりに無くなっていくもの、薄まってゆくもの。
初動、衝動、原動力。
抗えないんだ、どんな者も。それが「生きた」ということなんだ。
ありがとう、よいもの見せていただきました。
強さをわけてもらったよ、深く息を吸って大きく一歩を踏み出そう。
『KORIN展 国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」』
2012.04.21-05.21 根津美術館
根津美術館庭園にて
銀空の下、雨滴を乗せてリンリンと











翌々日
打って変わって抜けるような青空
いい感じの雲だった

光琳ふたつの杜若。
国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」
展示室に入った最初は「八橋図」のが好みかなーと感じたんだけど、
時間が経つうちに「燕子花図」のがずしんとわたしに入ってくるようになった。
「八橋図」の杜若はすっきりと洗練され軽やかだ。
明るい花色、葉のすらり伸びやかさ、適度なすき間、橋の配置に見る高度なデザイン性。
それが第一印象でこちらが気に入った理由だろう。
「次いつ来日するかもわからない、本日の記憶メインは八橋図!」のつもりでいた。
ところが見れば見るほど「八橋図」に持たせるはずの思い入れが弱まっていくのだ。
巧く出来すぎてて、脳内が"ありふれたもの"へと判断していったのかなあ、と思う。
「燕子花図」の杜若はどっしりと存在感がある。
みっしり濃密な群生、少しの漏れも許さないと言わんばかりに顔料を塗り重ねられた杜若。
逞しさ、ゆるぎない強さ、それでいて植物だから柔らかさも持っている。
ちょっと不器用だけれどまっすぐで静かに真摯。
こんな雰囲気、わたしも内に持っていたい。
そう思わせたのは「燕子花図」の杜若のほうだった。
「勢い」てこういうことか、と思う。
得る代わりに無くなっていくもの、薄まってゆくもの。
初動、衝動、原動力。
抗えないんだ、どんな者も。それが「生きた」ということなんだ。
ありがとう、よいもの見せていただきました。
強さをわけてもらったよ、深く息を吸って大きく一歩を踏み出そう。
『KORIN展 国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」』
2012.04.21-05.21 根津美術館
根津美術館庭園にて
銀空の下、雨滴を乗せてリンリンと











翌々日
打って変わって抜けるような青空
いい感じの雲だった















































